電力会社の業務内容

分からない人

 

電力会社の業務内容ってどんな感じなの?

忙しさとかどんな感じなのかな?

 

 

 

 

 

 

こういった疑問にお答えします。

 

電力会社の業務内容って割と外部からは謎に包まれています。CMやイメージ写真なんかでは作業している姿が映し出されていますが、実質直営で作業するのは全体の業務内容の3割もいきません。(設備規模に対していえば直営が作業に携わるのは1割くらい)

 

今回はそんな謎に包まれた電力会社の1年間の業務内容について現役電力社員がざっくり解説していきます。

 

僕の自己紹介を簡単にすると、旧電力会社の送電部門(現在は分社化してグループ会社)で送電に関わる仕事をしています。

年間数億円規模の工事を担当しているラインマンです。

僕の基本情報はプロフィールをご覧ください。

記事の内容
  • 電力会社の業務内容について現役社員が解説します【1年と1日】
  • 忙しくなる時期はいつなのか?
  • 電力会社で働く心構え
  • まとめ

この記事を読めば、電力会社の業務内容をざっくりと把握することができます。

 

就職を考えている人はぜひ参考にして下さい。

 

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電力会社の業務内容について現役社員が解説

業務内容

 

電力会社の業務内容は主に下記3つ

  • 工事の計画(予算計画)
  • 工事の実施(予算消化)
  • 直営作業

 

この3つを1年サイクルで回していきます。

 

工程表

一年間の工程表

 

1年のサイクルはこんな感じです。

それでは各項目について深堀りしていきます。

工事計画(予算計画)

 

次年度の工事は何を実施するのか?

その工事にどのくらいの予算が必要なのか?を計画する業務を6月~10月に行います。

 

この計画をもとにして来年工事を実施します。

 

一般的に6~10月に計画を立てて、本店(本社)へ予算申請すると、だいたい2~3月くらいに予算を確定させて各事業所に通知します。

 

常に工事件名の予算をはじくため、ひたすら社内の古い業務システムを利用して積算しています。

その金額が凄まじく、一人あたり◯億円分の積算をしないといけない時もあります。

 

工事実施(予算消化)

 

計画した工事内容もとにして、一年間を通して工事を実施します。

 

計画した工事の実施は基本的に絶対です。

 

その時期にしか出来ない件名(除草と清掃、電気の一時停止で電線・機器の点検など)もあるので、時期を過ぎると工事ができず、予算が余ってしまいます。

予算が余ると来年度以降の予算が減ってしまうため、余りそうな時は新しく工事件名を立ち上げてでも消化しようとします。

 

普通の企業なら無駄な仕事はしないで予算を余した方が良いと思われるのですが、電力会社は逆です。

予算を余すと理由を求められるのでさらに上司が更に上の上司から怒られんですよね。

 

だから計画した工事を遂行をするのは絶対で、必ず予算を消化します。

この辺は公務員の仕事に近いのかもしれません。

直営作業

 

直営作業とは、電力社員が直接作業(点検や機器操作など)をすることを言います。

施工に関しては8割くらい請負会社がやるので、電力社員はどうしても請負会社が出来なかった作業や難易度の低い簡単な作業をやります。

時期は4月~1月で特に春先と秋口が多いです。

 

1月以降は凍結や低体温症になる可能性があるため、安全のため社員に作業をやらせない傾向があります。

 

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忙しくなる時期はいつなのか?

忙しくなる時期

 

特に忙しくなるは7月~9月です。

その年の工事の発注をどんどんしなきゃいけないのと、来年度の工事の計画のダブルパンチを食らうので、かなり忙しくなります。

残業も労基法ぎりぎりの45時間を毎月叩き出します。

 

あとは、工事の規模によって決定権限者が違ってくるので、大きい工事の規模だと工事を実施するため、上司の承認を得るのに様々な資料作り(キングファイル一冊くらいになることもよくある)をします。

 

上司もその上の上司に書類を見せるため、一言一句血眼になって書類をチェックしるため、トータルで20回くらいは手元に書類が戻ってきます。

 

こういった「決定行為」に時間と多大なマンパワーが掛かるので、規模の大きい工事を実施する時期になったら忙しくなります。

 

電力会社で働くための心構え

心構え

 

電力会社の仕事は7~9月が一番繁忙期になりますが、真面目に仕事をこなしていると、どんどん仕事が降ってくるので結局年中忙しくなります。(僕の経験談)

 

どう考えても常に忙しいのは皆さん嫌ですよね?

 

出世したいのであれば別ですが、毎日忙しくしていると心身ともに疲弊してしまい、せっかくの土日完全休みもただの疲労回復のために部屋にこもっているだけになります。

 

僕は寮で暮らしていますが、たいていの社員は平日の疲れを癒やすために引きこもっています。

 

これでは人生楽しめませんし、ホワイトな電力会社の恩恵も受けれません。

 

なので、最後に電力会社で働くための心構えを紹介します。

 

  1. 専門性の高い仕事にフォーカスすること
  2. 忙しいフリをすること
  3. 定例業務は完璧にこなすこと
  4. 上司の手伝いではなく、見習うべき先輩の手伝いをすること
  5. 勤務中は自分の世界に入ること

 

このあたりについてはまた長くなるので、次回に深堀りしたいと思います。

 

 

まとめ

 

電力会社の1年間の業務内容をまとめると

 

  • 工事の計画(予算計画)
  • 工事の実施(予算消化)
  • 直営作業
  • 7月~9月が繁忙期
  • 真面目に仕事をしていると忙しい時期でも忙しい

 

分からないこと、質問したいことがあればブログのお問い合わせからでも、TwitterのDMからでも受付てます!

 

それでは今回はこの辺で!

 

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