
投資信託初めたけど、コロナの影響で結構下がっちゃったな。
全然利益がでないし、後の先どうすれば良いんだろう。
投資信託はどういう考えのもとで続けていけばいいんだろう。
こんな疑問にお答えします。
僕は積立で投資信託を初めて2年が経ちました。
僕の自己紹介を簡単にすると、電力会社の送電部門(現在は分社化してグループ会社)で送電に関わる仕事をしています。
年間数億円規模の工事を担当しているラインマンです。
投資信託歴は2年程で、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に投資しています。
僕の基本情報はプロフィールをご覧ください。
- 誰でも出来る、投資信託に投資していくために必要なたった1つのこと
- 投資信託は投資を信じて託しているということ【ポイント5つ】
- まとめ
こんな感じで説明していきます。
僕の投資の原則はウォーレン・バフェットのシンプルな法則に従っているだけなので誰でもできます。
この記事を読み終わる頃には、バフェットの投資マインドと投資していくために重要なポイントが分かるのではないかと思います。
もくじ
投資信託に投資していくために必要なたった1つのこと
突然ですが皆さんはこの原則をご存知でしょうか?
- 損をしないこと
- その原則を忘れないこと
これは投資の神様、ウォーレン・バフェットが自分に課している大原則です。
かなりシンプルです。
僕も神様のこの言葉は常に頭に入れて投資信託をしています。
ですが、自分が投資している投資信託のチャートやグラフをみていると上がり下がりがあって「売った方が良いのかな?」「いや、今は待つべきだ」などいろいろ葛藤が出てくると思います。
損をしたくないという思いがあるからです。
僕もS&P500のグラフの上がり下がりを毎日眺めて売るべきか売らないべきか葛藤してしまいましたし、コロナで各国で経済が停滞したときなんて、今までに見たことないようなエグい下がり方をしてかなりビビリました。
結果して売らずに放置していると、今現在S&P500は2月少し前の調子良い時の値まで回復してきています。
今回この経験から学んだ自分なりの投資信託を続けるために必要なたった一つのマインドについて紹介します。
と言っても、投資信託についてしっかり学んでから投資しろ!なんて事ではありません。
至ってシンプルです。
それは
「深く考えず放置しておくこと」です。
これが今日のポイント。
もともと貯金していたお金を投資信託と言う別の銀行に移し変えただけと考えるのがベストです。
では、なぜ深く考えずに放置しておくべきなのか?
深掘りしていきたいと思います。
投資信託は投資を信じて託しているということ
①投資のプロが売買している
投資信託は投資のプロに運用をお願いして、利益を上げていく商品になっています。
なので、僕達はグラフのチャート分析だったり、世界の経済情勢を考えてどのタイミングで投資するのがベストなのか?
なんてことは考えなくても良いのです。
自分でチャート分析したり毎日銘柄上がり下がりを確認して売買したいのであれば、投資信託よりも株式への投資が向いています。
投資信託はあくまで長期運用です。
投資のプロが運用してくれるので大船に乗ったつもりでいましょう。
②考えれば考えるほどドツボにハマる
僕は投資信託を2年ほど続けていますが、投資については素人です。
どのくらい素人かと言うと
臆病者なので株式投資には全く手を付けた事がありません。
FXも失敗した時の事ばかり考えてしまい、怖くて手が付けられません。
やってるのは自分が手を加えなくて良い投資信託と金(きん)です。
投資信託もインデックス投資の累積投資型です。
この投資方法は長期投資に向いている投資のやり方です。
投資を初めてすぐだと、ネットに乗っている情報やニュースを見て自分なりにいろいろ考察して売るべきか売らないべきか考えてしまいますが、投資信託においてはその考えはやめましょう。
そもそも、投資のプロが運用しています。
これが大前提ですので、深く考えてもどうしようも無いです。
「今上がっているな」「今下がっているな」程度で考えを留めておくのがベストです。
どうしても調べたくなった時は参考程度に留めておき、他人の意見には流されないことです。
他人とは、友人、知人、インターネット、SNS全てです。
いろいろ考えてしまうと自分の原則からはみ出てしまうので、調べるのも参考程度に抑えましょう。
③投資信託の真髄は超長期投資にある
投資信託で利益を得るためには、20年〜30年くらい必要です。
株式投資のように毎日売買していたら、手数料だけ取られて利益が出るどころか損失になる可能性もあります。
短期的な売買には向いていないので、ゆっくりじっくり利益を出していく、長い目で見る事が重要です。
僕は投資信託を2年やっていますが、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に投資を始めたのは2019年2月からです。
その前は「eMAXIS バランス(8資産均等型)」に投資していました。(あまり成長の見込みが無かったため、S&P500への投資へ舵を切りました…)
2019年の2月から初めた「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2020年7月現在運用成績は
となっています。
1年半でこのくらい利益が出てきました。個人的には万々歳です!
今はこの運用成績でも、毎月の積立と累積投資を組み合わせると30年後には大きな資産となっています。
S&P500へ10年〜30年投資した場合の運用結果について簡単に計算したので詳細はこちらをご覧ください。
【準備中】
投資信託が超長期投資型である事がわかるかと思います。
④買う前の下調べは最低限行う
しっかり投資信託について調べろ!っということではなく
「自分が何に投資しているのか?」だけは最低限調べた方が良いです。
「誰がどうやって?」までは深く調べる必要がありませんが
「何に投資しているのか?」調べるのは重要です。
人から聞いたオススメの銘柄でもそれをそのまま鵜呑みにせず調べる癖を付けましょう。
これにはついては2点根拠があります。
- 投資信託はローリスクであってノーリスクでは無いこと
- 最悪の自体になった時判断がつかない
まず、投資信託はローリスクではありますが、絶対損はしないなんてことはあり得ません。
損をする可能性も0では無いので、投資しているもの知っておかないと明らかに下落する見込みがあるのに損切りが出来なくなってしまいます。
極端な例ですが、アメリカが戦争で負けて国力を失い経済状況も悪化。S&P500の500企業のうち半分以上が倒産の危機に追いやられました。この影響で、アメリカのIT業界はトップの座を陥落。これからは中国&ロシアの時代です。
となった時にS&P500を持っていたいと思いますか?ずっと持っていても暴落している可能性があります。
超長期と言えど見切り時はあります。
そうならないための最低限の下調べです。
最低限の下調べをS&P500に例えると
- S&P500は日本の日経平均株価見たいなもの
- アメリカの主要500企業の株価指数であること
- GAFAも入っている
この程度でも良いの何に投資しているのかだけは、把握するようにして下さい。
⑤売るタイミングを決めておく
超長期で続けていても、自分が死ぬ間際まで持っていても仕方ありませんので
売るタイミングを事前に決めておくのも重要です。
売るタイミングの考え方は
- 目標金額に到達したら
- 買っている銘柄の状況が自分が生きている間に立ち直れなくなるぐらい暴落する前
の2点です。
僕の場合は、「2,500万円貯まったら」またはS&P500が「1995年の時より価値が下がったら」です。
このタイミングは人それぞれだと思いますので、自分で売るタイミングだけは明確にしておきましょう。
参考にした書籍
【3000円投資生活 著:横山 光昭】
投資信託を始めるきっかけとなった本です。投資信託についての基礎知識を学ぶ事ができ、証券会社の特徴は実際に積立るまでの段取りも記載されています。この本を買って「eMAXIS バランス(8資産均等型)」に初めて投資しました。
今はデラックス版が出ているのでそちらを買うことをオススメします。
【ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則 著:桑原 晃弥】
ウォーレン・バフェットの自分に課す大原則と法則7つが書かれた書籍です。
長期の投資信託をする人には必要なマインドが書かれた本です。
まとめ
投資信託に投資するために重要な1つのことは「深く考えず放置しておくこと」です。
そのためには、投資信託は投資を信じて託しているという考えのもと
- 投資のプロが売買している
- 考えれば考えるほどドツボにハマる
- 投資信託の真髄は超長期投資にあること
- 買う前の下調べは最低限行う
- 売るタイミングを決めておく
この5つを念頭に入れておけば、損失のリスクを減らせると思います。
投資の神様の大原則を守るための必要なマインドです。
以上「投資信託に投資するために重要な1つのこと」でした!