
電力会社に入社したいけど、志望動機をなんて書けば良いか分からない。
電力会社に就職した先輩とも疎遠になっていまい、アドバイスを貰える人もいない。
どうしよう…
こんな悩みを解決します。
電力会社に限らず、就活生にとっても最初の関門は志望動機です。
いかに試験官に自分をアピールして魅力的な志望動機を見せれるかがカギとなってきます。
今回は電力会社で5年以上働いている僕が電力会社が求めている人材や志望動機のアピールポイントなど解説していきます。
一緒に考えて就活乗り切りましょう。
僕の自己紹介を簡単にすると、旧電力会社の送電部門(現在は分社化してグループ会社)で送電に関わる仕事をしています。
年間数億円規模の工事を担当しているラインマンです。
僕の基本情報はプロフィールをご覧ください。
- 電力会社の入社試験で使える志望動機を社員が教えます【パクリOK】
- 電力会社が今後求める人材
- 面接時に聞かれたこと
- 最後に【よっぽどのことが無い限り受かる】
もくじ
電力会社の入社試験で使える志望動機を社員が教えます【パクリOK】
僕が今現在の状況で志望動機を書くなら下記の通りとします。
【地域に明るい未来と安定を】私が貴社に入社して実現したいことが2点あります。1点目は〇〇地域に安定して電気を送り届け、地域住民の生活を基礎から支え、生活基盤を守ることです。私は、〇〇災害の時に貴社の社員が壊れた電柱を立て直したり、電気を送り届けようと努力している姿を見てきました。そして10日後に自宅に電気が点きましたが、その感動を今でも忘れられません。同時に電気を送る仕事で地域住民の生活を支えたいと強く思うようになりました。2点目は、自然エネルギーの普及の力になりたいことです。これからの時代は地球環境に優しいクリーンなエネルギーを使用していかないといけません。Co2や有害物質の排出を避けることで未来の子供達の生活をより豊かに、安全にすることが出来ると考えています。私は大学で太陽光発電や風力、水素エネルギーなどについて、研究や独学を進めてきました。貴社に入社してこの知識を活かして存分に活かしたいと思います。地域住民の生活を支え、これからも電気を送り続けることで明るい未来を繋げていくため、貴社への入社を志望します。
これで462文字となります。
各電力会社によって文字数の制限などがあったりするので、重要なポイントだけを抑えればもう少しシンプルにできるかと思います。
また、志望動機やエントリーシートの書き方については、時代や就職担当の先生、教員によって変わってくるので割愛します。
これらについては、素直に先生方に聞いたほうが間違いないです。
それでは内容について解説していきます。
全電力会社共通の重要なポイント
全電力会社に共通して重要なポイントがあります。
- 地域協調
- 安定供給
この2点です。
この2つは電力会社の"使命"でもあるので、必ず志望動機に盛り込みましょう。
僕の志望動機の例の場合は
"1点目は〇〇地域に安定して電気を送り届け、地域住民の生活を基礎から支え、生活基盤を守ることです。"
この部分です。
過去に電力会社が地域に貢献したエピソードと掛け合わせるとGoodです。
てか、これは僕も志望動機に書きました。
各電力会社の下調べ方法
入社する会社の概要だけは必ず抑えておきたポイントなので、下調べは入念に行ったほうが良いです。
電力会社の下調べは公式HPで充分です。
強いて言うなら「統合報告書」という最強レポートがあるので、それみればOKです。
これらについてはこちらの記事で詳しく解説していきます。
トレンドワードを1つでも入れよう
ここ数年で電力会社が着目しているトレンドワードはどこかに入れた方が良いですし、独学や研究で専攻していた、なんてことがあれば十二分にアピールポイントになるので書いたほうが良いです。
- 水素エネルギー
- AI・IoT
- ドローン
- 自然エネルギー
他にもいろいろありますが、電力会社は現在「業務効率化」を推進しています。
その辺で何かネタがあると良いかもしれません。
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自分の強みを散りばめる
ところどころで自分の長所や研究してきたこと、部活で頑張ってきた経験なども記載があれば良いでしょう。
もし、エントリーシートに長所・短所の記載欄があればそちらへの記入で問題ないですが、ない場合は少しでも志望動機の中に散りばめましょう。
大切なのは採用担当者に「この人を一緒と働きたい」と思わせる事です。
なので、少しでも自分のアピールポイント入れ、可能であれば「地域協調」と「安定供給」へ結びつけるのが良いでしょう。
電力会社が今後求める人材
現在の電力会社が必要としている人材は「イノベーター」となりうる人物です。
電力の自由化と発送電分離によって大転換期を向かえた電力会社は新たな事業に着手しようとしています。
なので、新たな角度から切り口となる発想をもった人材を求めています。
今までのようなトップダウンの軍隊組織では経営が成り立たなくるので、危機感を顕にしています。
積極性と創造力のある人材が求められています。
実際に働いている社員の現状はこちらの記事に記載しています。
僕が面接時に聞かれたこと
最後に僕が面接で聞かれた内容で注意したほうが良いものを抜粋でまとめてます。
- 部活は何をやっていたか?
- 一番頑張ったエピソードは?
- 高所は大丈夫か?
- 会社に身内はいるか?
- 電験は取りたいか?
- 将来はどんな電源ポートフォリオが理想だと考えるか?(火力・原子力・水力・再エネの割合)
当時はこんな感じでトリッキーな内容は聞かれることはありませんでした。
今後は発送電分離や再エネについて聞かれることがあるかもしれません。
さいごに【よっぽどの事がない限り受かる】
これは僕の主観なので、100%とは言えませんが、僕の周りで高卒・高専卒・院卒で落ちたという人を聞いた事がありません。
これらは教授や地域学校の推薦枠から採用されるため、決まった人数が必ず採用されます。
試験におちたらお互いデメリットしかありませんからね。
なので、よっぽど面接試験でクレイジーでサイコパスな事をしなければ大丈夫だと思います。
清潔感があって謙虚な気持ちでハキハキと受け答えすれば問題ないです。
ただ、大卒は一般枠から入ろうとすると結構激戦区になるので、注意してください。
それでは、電力会社で待ってます。皆さん頑張って下さい!
今回は以上です。