
今日は電力社員の給料事情と生活費についてさらけ出します。
これから電力会社へ入社する人、若い世代の電力社員の方の参考になればと思います。
因みに自分のスペックはこんな感じです。
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- 性別:男
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- 年齢:20代
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- 在所:地方(田舎)
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- 最終学歴:高専卒
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- 仕事:技術部門(送配電系)
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- 残業:30~40時間/月
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- 年収:400万~440万
もくじ
20代独身電力社員の給料事情と生活費
電力会社の給料の実態について書きます。
まず、ネットですぐ出てくる平均年収は、老人がグンと引き上げているためあまり参考になりません。
自分のスペックは上に書いた通りです。
今までの年収は
残業:10時間/月
年収:220万
手取り:約120万
残業:20~30時間/月
年収:350万
手取り:約250万
残業:30~40時間/月
年収:460万
手取り:約370万
手取りについては大体で書いてます。
年収は高専卒と高卒の年収はほぼドングリの背比べ状態です。同じ歳でも大卒院卒の方が50万以上年収が高いです。
高専卒の出世は?
高専卒は高卒よりかは出世コースがあるので、年収は後から差が開いてきますが、若年層社員は高卒と同等の扱いです。
また、出世コースがあると言えど、大卒との学歴の壁があるので限度があります。(経営層レベルは無理)
学歴や出世事情に関してはこちらの記事に書いてあります。
昇級について
一応、毎年5000円位は昇級していきますが、高卒高専卒は年向上列や学卒院卒との学歴の壁に阻まれ、昇級が1~2年程度止まります。
基本的には35歳くらいまでは何か大きな問題を起こさなければトントン拍子で昇級していきます。
すぐローンが組める
電力会社は社会的信用が高いため、銀行ではすぐにローンが組めます。
もし、友人や知り合いの電力社員が「新車を購入した」という話を聞いた場合、十中八九会社の信用を利用した借金車です。
ローン審査の時は会社の名前を書くだけで
電力さんですね!ならローンの審査はほぼ大丈夫です!
と言われるほどです。
借金はすぐできます。
私も2年目の冬にローンを組んで新車を購入しました。
借金生活はここから始まりました。
生活費は安い
独身の電力社員はほぼ強制で寮に入ります。
寮費は食費込み(寮のご飯を全部食べる場合)で月2万前後で収まります。
寮のメリットとして
生活費が安い(食費込み2万いかないくらい)
デメリットとして
自炊ができない(寮の調理室は使えない)
半端なくストレスになるデメリットが気になりますが
食費を贅沢しなければ月3万以内で生活ができるので、かなり格安です。
ローンは組ない方がいい
これは自分の経験談になりますが
ローンを組んでまで新車は購入しない方が良いです。
理由は、月の手取りがそんなに多くないため生活が苦しくなるからです。
電力会社は総支給額から税金や年金関係の他に組合費、一般財形貯蓄、その他(社宅等の施設管理費?)も引かれます。
組合費が引かれる分、上に書いた手取り額よりも実際の手取りはもっと少なくなります。(一般財形貯蓄は自分のお金なので調整はできます)
実質月々手元に来る額は、生活できる分+αくらいなので、ローンを組むと非常に生活が苦しくなります。
やっかいな事に懇親会や飲み会も多いため、飲み代も自分のおこずかいから削られます。
田舎住だと車は必須ですが、わざわざ新車で購入しないで中古車を購入にして
お金が貯まったら現金一括購入したほうが、普段の生活で無理なく暮らせると思います。
まとめ
まとめると下記の通りです。
寮などの福利厚生のおかげで生活費は安い
寮生活であれば生活費はかなり節約できますが、簡単にローンが組めるからと言って高い新車は購入しないのが賢明な生き方です。