組合の実態

わかっていないひと

 

電力会社の組合ってなんなの?

なんかいい噂全然聞かないけど、それなら加盟しない方が良いじゃん

組合とどう付き合っていけば良いか分からない

 

 

 

 

こんな疑問にお答えします。

 

電力会社に限らず、大きい組織の会社には労働組合が存在します。

名目上は理不尽な労働から労働者を守るために存在しますが、実情は組合活動と言う名の無賃労働が多数存在します。

今回は、そんなブラック労働である組合の実態と加入メリットなどについて解説していきます。

仕組みをよく分かっていない新入社員や若手社員は一応最後まで読んでおいたほうが良いです。

 

僕の自己紹介を簡単にすると、旧電力会社の送電部門(現在は分社化してグループ会社)で送電に関わる仕事をしています。

年間数億円規模の工事を担当しているラインマンです。

 

組合としての実績は

  • 組合役員(青年部とかいう若手だけを集めた組合活動の役員)を2年
  • メーデー5年連続皆勤賞
  • 土日祝日返上のイベント企画・開催
  • 22~23時までのサビ残組合活動

こんな感じです。

 

僕の基本情報はプロフィールをご覧ください。

記事の内容
  • 電力会社組合の実態
  • 電力会社における組合との向き合い方
  • 組合のメリット
  • まとめ

この記事を読めば、電力会社における組合の仕組みと実態が分かると思います。

 

【関連記事】

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電力会社の組合の実態

組合の実態

 

ここでは、組合とはなんなのか、ざっくりした解説と僕が体験した組合のブラックだと思う部分を実体験を交えながら解説していきます。

 

組合活動は組合員になっている以上、活動には協力的じゃないといけない風潮があり、特に若い社員や独身社員はほぼ強制参加です。

 

具体的な活動内容は下記の通り

組合活動の内容
  • 草刈り・ゴミ拾いボランティア
  • 内職系ボランティア(変な紙配ったり、チラシ折ったり、ポケットティッシュに宣伝広告入れたり…)
  • メーデー参加(GW中になぜかやる労働者の祭典)
  • 組織内議員の手助け
  • 組合洗脳教育
  • 青年部活動(若手社員が集まりいろいろ交流する活動)

 

【気力・体力・時間】人間がエネルギッシュに活動するために必要な要素を根こそぎ奪っていきます。

 

個人的には率先的な参加は避けるべきだと考えています。

自分が全く興味のない組織や団体に片足を1回でも突っ込んでしまうと、戻ってくるのに大変なんで。

 

それでは、深堀りしていきます。

 

そもそも組合ってなんなの?

 

そもそも組合の定義とは

雇用・労働労働組合 / 労働委員会 労働組合は「労働者が主体となって自主的に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を目的として組織する団体」、すなわち、労働者が団結して、賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るためにつくる団体です。

厚生労働省ホームページ
らしいです。

 

現実は

【雇用・労働労働組合 / 労働委員会 労働組合は「労働者が主体となって自主的に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を目的として組織する団体」、すなわち、労働者が団結して、賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るためにつくる団体です。】という名目の無賃労働、長時間拘束、組織内議員のパシリにされるブラック団体です。

TOKAGE GRID BLOG
こんな感じになると思います。
ちなみに電力会社は「電力総連」という大きな組合組織が存在して、その下に各電力会社、さらにその下にグループ会社の労働組合が存在するといった組織構造になっています。
電気保安協会さんなんかも電力総連に加盟していますね。
詳細は「電力総連の公式HP」があるので興味があれば見てください。

 

組合の説明についてはこの辺にしておきましょう。

若手社員の強制参加

 

上記に書いた組合活動は若手社員が優先的に駆り出されます。

 

理由は単純で下記の通り

 

  • 仕事が無いから出ても問題ない
  • 経験を積め
  • 独身だから時間を持て余しているだろう

 

こんな単純浅はかな理由で若手社員は組合活動に強制的に参加させられます。

 

一番この現象が顕著に現れるのはGW真っ只中にある、謎の行事「メーデー」。

 

「労働や祭典」といわれるこの行事は、そこそこ暑い中興味のない話を2時間直立不動で聞かされ、その後「地ならし」みたいに街を闊歩します。

 

地ならし

 

働き方が多様化して、自由に働けるようになった現代において、この「メーデー」という行事をすることで何の意味があるのか?

過去の努力を語るにはあまりにも形式的過ぎる。

5年連続メーデー皆勤賞だった僕ですら今だに意味を見いだせません。

 

そんな謎行事に新入社員や若手社員は強制的に参加しないといけません。

初任給入りたてなのだから、やりたいこともあるだろうし、親孝行や友人と遊ぶためにも地元に帰省させるのが普通だと思いますがね。

酷いときで一旦地元に帰られせてメーデー3時間のためだけにまた呼び戻して帰られる、なんてこともありました。

 

メーデーの他にも各ボランティアなどに若手社員が優先的に駆り出されるので、注意が必要です。

組合役員の無賃労働

 

組合役員(執行委員とも言う)になると若手の強制参加より酷いです。

 

仕事が終わってから無賃労働が始まります。

酷い時で21時から打ち合わせ開始とかもありましたね。

 

打ち合わせ内容は

 

  • 組織内議員の出馬準備
  • 各行事の企画・スケジュール調整
  • 他組合(JRや教員など)とのコラボ行事の立案・調整

 

などなど。

 

これらすべてに"賃金"は発生しません。

深夜まで打ち合わせしようと、土日に一日中拘束されようと全部ボランティアです。

 

なぜかというと

"組合"と"会社"は別組織だからです。

"会社"での業務は雇用という関係で結ばれているため、賃金が発生するのは当たり前ですが、"組合"はあくまで加盟。

簡単いえばジムの会員と一緒です。

 

お金出して守るから、組合活動参加しろよ。

というのが名目なので、お金は発生しないのです。

 

僕は過去に組合の下部組織(青年部)の役員をしていたことがありましたが、イベント前は残業後23時まで準備、それだけでは間に合わず土日も2日続けて準備していたこともありました。

当然イベント終了後も参加者と一緒に帰れる訳もなく、残って後片付けや反省会などがありました。

こういうイベントが2ヶ月に1回の周期で開催されるので、結局ずっと忙しくなります。

 

当然、他の青年部の活動(組合でできなかったボランティアの押し付け)にも役員であるため若手社員同様強制参加です。

 

組合活動はすべて"無賃労働"だと思って下さい。

役員にはなるだけ損です。

 

休暇を取得しての強制参加

 

上記でも少し説明したように組合活動は会社の業務とは関係ありません。

なので、平日のイベント準備をするためには休暇を取得して準備します。

ここまでくると、何ための組合なのか分からなくなってきます。

 

会社の役員や他事業所との懇親会を組合で企画すると、金土日は単身赴任者が帰省するので必ず平日のど真ん中に行われます。

そうすると、企画・運営側は休暇(主にPM休)を取得して早々に準備に取り掛かります。

いざ懇親会が始まっても会社役員にいろいろ貢ぐ必要があるので、自分たちは常に張り詰めた状態で企画を遂行します。

役員の気持ちを害さないように、かつ楽しませるようにするのは正直疲れます。

このイベントは達成感よりも心身の疲労の方が大きすぎて、またやりたいという気持ちになりません。(3回やりましたが…)

 

よく組合の回覧なんかに社員どうしの懇親会で楽しんでいる雰囲気の写真があげられていますが、その裏では若手社員や組合役員が汗水垂らして無駄に休暇を取らされて働いている事を忘れないで下さい。

組織内議員とかいう謎勢力の手助け

 

電力会社は組織内議員という都道府県や市町村に自分達の刺客を送り込んで政治的立場で優位にたとうとします。

ここらへんはどこの大企業もやっています。(JRや自動車産業なんかも)

なので、選挙の半年前になるとこの謎勢力の手助けをしなくてはなりません

 

  • ビラ配り
  • 謎老人との懇親会の準備
  • 選挙中の待合室での待機(鏡開きの仕込みや食べ物の準備)
  • 応援者の接待
  • 選挙カー前での演説の補助
  • 演説の視聴者サクラ役(笑)

 

こういった事をやりました。

組織内議員は選挙に当選したところで感謝のあいさつに向かうのは「先生と呼んでるじーさん」と「応援者」だけです。

最後まで残って裏方の準備片付けをしている僕たちには声も掛かりません。

 

電力会社の組合は組織内議員の選出するので、選挙時は忙しくなります。

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電力会社における組合との向き合い方【基本は関わらない】

向き合い方

 

ここまで、説明したので言うまでもないですが、基本的に組合活動には関わらない方がいいです。

 

ただ、組合会員にはなっておきましょう。

福利厚生なんかの恩恵は組合会員でないと受けられないので。

福利厚生のない電力会社なんて、電力会社にいるメリットが5分の1にまで下がります。

 

関連記事にもその事は記載していますので読んで見て下さい。

 

ここ勘違いすると、残念な事になるので注意して下さい。

 

組合活動に関しては、一回でも青年部役員程度でも片足を突っ込むとなかなか戻ってくる事ができません。

 

組合に入り込んでしまう王道パターンは

  1. 青年部活動で少し目立つ事をやってします
  2. 青年部役員になる
  3. 数々の組合活動に参加して顔が売れる
  4. 青年部活動の諸行が買われ、組合役員に選ばれる
  5. そのまま役員の上層に上り詰める
  6. 専属組合員(仕事はやらず、組合活動のみをやる人)

こんな感じです。

やっても良いのはギリ1までです。

 

組合勉強会の時に

組合役員
私は、妻子との時間を削って組合に時間を捧げてきた。それだけ組合というのは組織のおいて重要なんだ
こんなこと言う人がいましたが

TOKAGE
あっそ

 

としか思わないです。こういった洗脳をしてくる人がたまにいます。

 

不必要な組合活動への参加は無賃なうえに多大な時間を失います。

組合のメリット【一応ある】

メリット

 

散々組合について書いてきましたが、最後にメリットを書いていきます。

自分に必要だと思ったところだけかいつまんで、組合の恩恵を受けるのがベストです。

組合のメリット
  1. 福利厚生とライフスタイルの補助
  2. パワハラ・セクハラ、不当な労働状況などの窓口になってくれる
  3. 組合役員(青年部役員)は多少顔が売れて仕事がしやすくなる
  4. イベントの企画力がつく
  5. 鋼メンタルの形成

こんなところです。

正直1と2があれば十分です。

 

何度も警告しますが、勘違いして組合会員から脱退するのだけは避けてください。

格安保険・社宅・寮・補助金等あらゆる制度で不備がでてきます。

 

会員に加盟して不必要な活動には参加しないのがベストかなと僕は思います。

まとめ

 

以上が電力会社組合の実態でした。

 

加盟だけして、不要な活動には参加しない。

片足を突っ込まないのがベストです。

 

【気力・体力・時間】という大切な財産を失います。

 

今回は以上です!

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