院卒と高卒

院卒社員
電力会社に入社したは良いけど、高卒の先輩社員の態度が悪い。特に害があったり悪い事をした訳でも無いの何故僕にキツくあたるのか?
または

高卒社員
今年院卒で入ってきた新入社員。態度が気に入らないんだよな。何故あいつらはあんなでかい態度を俺らに取るんだ。こっちは先輩なのに。
この悩みは電力会社にかかわらず、大企業・公務員など事業規模・人数の大きい職場では永遠のテーマではないでしょうか?
もちろん全員が全員こういう訳では無いにしろ、少なからず存在している現象です。
こういった悩みについて中間にいる高専卒のTOKAGEが解説します。
僕は電力会社の送電部門(現在は分社化してグループ会社)で送電線に関わる仕事をしています。
僕の基本情報はこんな感じです。
・性別:男
・年齢:20代
・在所:地方(田舎)
・最終学歴:高専卒
・仕事:技術部門(送配電系)
・残業:30~40時間/月
・年収:400万~430万
本記事の内容
  1. 電力会社の院卒と高卒には何故溝があるのか?
  2. 溝をなくすためにお互いが気をつけるべきこと
  3. 溝がなくなるとどうなるのか?

この記事を読み終わる頃にはもう少しお互いを理解できる状態になっていると思います。

僕はお互いの言い分をよく分かっているので、平等に接しており、どちらとも仲が良い一番おいしいポジションにいます。

スポンサーリンク

電力会社の院卒と高卒には何故溝があるのか?

なぜ?

 

答えはいたってシンプルで

 

お互いを認めあえていないから。

 

お互いが持っているプライドが邪魔してそれで打ち解けられていないのです。

 

いや、そんなことない!

っと思ったかもしれませんが、これは無意識に起きていることです。

まずは自分のプライドが邪魔していることを認め、自覚する事が大切です。

 

それが最初の1歩になります。

 

お互いの言い分をまとめるとこんな感じになります。

高卒の言い分
  • どうせすぐいなくなる院卒に仕事を教えたって意味ない
  • 仕事遅いな、大学まで行って何やってきたんだよ
  • 現場でたいした実績も残していないのにあいつらの方が評価が高くて気に食わない
  • 給料俺らより高いんだからもっと仕事しろよ

 

院卒の言い分
  • なんで高卒にこき使われなきゃいけないんだよ
  • 学歴ないやつらが何いってんだ
  • 教養が無いからこんな事になるんだ、頭悪すぎ
  • そもそも大学卒業しているんだから給料高いのは当たり前だろ

 

見てわかる通り高卒は「現場プライド」、院卒は「学歴プライド」があります。

お互いがお互いを「出来ないやつ」と見下しているのが原因になります。

 

プライドがあるのは良いことですが、自分のポジションを理解していますか?

どちらも譲れないプライドがあるのは理解できますが、ここで大事な事をお互い見落としているんでよね。

それは、同じ会社でも「働く土俵が違う」ということ。

 

高卒は退職するまで現場第一線で働き、現場の事は誰よりも熟知した人材になります。周りからも頼られる兄貴ポジションです。

樹木で例えたら葉や枝、根にあたる部分です。栄養補給して育つための力を作ります。

無くなってしまえば栄養補給できなくなり樹木は枯れてしまいます。

 

院卒は会社の根幹をなす部分で働き、存続するための手段を考える人材になります。

樹木で例えたら幹の部分です。枝・葉・根に指示を出して光があるところ、栄養がある土にそれぞれ伸ばし、成長させます。

無くなってしまえば葉や枝の存在意義がなくなります。

 

同じ会社で働いていても、そもそも働く土俵が違うので、入社した時点で役割が違うことを理解して下さい。

近いような記事で電力会社の出世にについて書いた記事があるのでぜひ読んでください。

 

 

 

あと、高卒がよく言う「給料俺らより高いんだからもっと仕事しろよ」は言った時点でそもそも人間として教養が無いことがバレバレになるので言わないようにしましょう。

現代の日本が学歴社会で有ることは紛れもない事実で、学業に自己投資してきた院卒のほうが給料が高くなるのは、社会の理りとして当然です。嫌なら自分で会社をひっくり返す覚悟で訴えて下さい。

 

以上のように溝が発生する原因はお互いに譲れないプライドがあるからです。

スポンサーリンク

溝をなくすためにお互いが気をつけるべきこと

アイキャッチ画像

 

一番はお互いの役割を理解して認めあう事だと思います。

が、そううまくいかないのが社会です。

では、認め合うにはどうすればよいのかを深堀りします。

 

無駄なプライドは捨てよう

まずは自分自身の無駄な「現場プライド」「学歴プライド」を捨てることです。

 

相手から歩んできてもらう事は不可能に近いので自分から歩みよることです。

 

まずは下記の通り実践してみましょう。

僕が実際に仲良くなった事例です。(極論はプライドを捨てて接することですよ)

 

  • 高卒には現場仕事が早いこと、日常業務に精通していることを褒めちぎる
  • 現場から帰ってきた先輩にはねぎらいの声をかける
  • 院卒には大学で何を専攻してきたのか?学んできた事に興味を持つ
  • キレのある質問には素直に褒める
  • 教えてもらった時は素直に感謝の意を伝える(少し時間をおいてから言うとわりと効果バツグン)

 

あたりまえですが、とにかく相手に興味を持って素直になることですね。

社有車の中とか、たまたまトイレでばったり会った時とか、現場作業の休憩中とか、普段接する場がなくてもこういう些細な場所でコミュニケーションを取ることです。

小さい積み重ねがいずれ大きくなるので最初はキツくても実践してみて下さい。

小さいきっかけがあれば必ずコミュニケーションは深くとれるようになります。

どうしてもマウントをとってくる人間への対策

 

いまよね、こちらが歩み寄っても結局マウントとってくる人。

そんな人の対策は

 

  • 無視する
  • 周りの人間関係から固めていく

 

この2点につきると思います。

こちらから歩み寄る姿勢を見せてもマウントをとってくる人間はそもそも性格が直らないので、徹底して無視しても大丈夫です。転勤していずれ別れるので、自分の人生に必要ないと感じたら無理に付き合うのはやめましょう。

 

あと、人間は周囲が認めたら認めざるを得ない生き物なので、とにかく自分の周りを固めておけば相手も折れて歩み寄ってきます。そこを狙いましょう。

 

組織において周りから味方をつける戦法は何よりも強力です。

溝がなくなるとどうなるか?【仕事効率が劇的にUP】

アイキャッチ画像

 

溝がなくなってしまえば仕事はかなり楽になります。

当然ですよね、コミュニケーションコストが下がるので。

変な気を使わなく良いとストレスがなくなります。

僕は入社3年目くらいでこの問題に気づき、自分の「現場プライド」は捨てました。(高専はどちらかというと高卒寄りです)

院卒の方が偉くなるので職場で自分の働く土俵を変えました。

 

おかげで今はすごく仕事がしやすいです。

 

高卒からは現場仕事の極意を教えててもらったり、事象や現象については院卒から文献を借りたり、EXCELのクエリや通信機器の知識なんかはやはり院卒の方が詳しいです。

 

どうせ働くなら仕事もコミュニケーションも円滑に進む方が楽しいし楽です。

 

まずは自分のプライドを捨てて、「働く土俵」を意識してみて下さい。

スポンサーリンク
おすすめの記事